『食』を勉強中。。。

「食」に関する事を勉強していきます。「育児日記」も書きます。

育児は成果主義でしたくない

いま、何冊も並行して、色んな分野の本を楽しく読んでいる際中です。

 

その中の一冊がこの本です。

 

「子供を殺してください」という親たち (新潮文庫)

「子供を殺してください」という親たち (新潮文庫)

 

 まだ読了していませんが、

内容としては、引きこもりや家庭内暴力などの問題を抱える子どもを、医療に繋げるための活動をしている著者が、

実際に依頼された事例を元に、機能不全に陥った家族の問題に迫っていく…というノンフィクションです。

 

事例をいくつか見て思った事は、

どの親も、大変な成果主義であるということです。

例えば事例の1つが、弁護士一族に生まれた子どもの事なんですが、

弁護士になるのが当たり前であると、過大な重圧を親にかけられたという、よくある話のような事例でした。

著者の表現では、このような家庭は、親が子どもを奴隷にしていて、その関係性が逆転した時に、家庭内暴力になるということでした。

子どもの能力や意思を尊重せず、子どもに親の期待通りの成果を出させようとするというのは、子どもの心を歪ませるのだと確信しました。

 

自分の体験なのですが、リーマンショック真っ只中で、就職活動が思うように行かなかった時期に、親に言われて1番嫌だった事は、

「大学まで行かせたのに」

という言葉でしたね。

確かにその通りです。

大学まで出してもらったのに、それ相応の結果を出せなかった(良い所に就職できなかった)という事ですから。

でも、これこそが成果主義なんですよね。

世の中、結果出してなんぼの世界、なんですけども、

大学まで行かせたのに結果出せないのかよ…というような事を、

他人ではなく、親に言われるのは辛いです。

それで、メンタルが豆腐だった自分は、もともとそんなに無かった自信がさらに無くなり、しばらくフリーター生活をしてしまいました。

 

でも、結果的には、そこまで深く悩むほどは賢くなかったり、オタクだったので漫画やゲームが心の支えになっていたので、病んだりはしませんでしたね。

少し時間が経ってからは、自分の身の丈で頑張るしかないなと、自分を許せるようにもなりました。

給料が少ないながらも、フルタイムで安定して働ける仕事に落ち着き、ひたすら貯金して独立を考えていたし。

今は結婚して、完全に親と離れた事で、親との関係性も良くなっています。

 

そんなこんなで思うのは、

これから子どもを育てる上で、

私は育児を成果主義にはしたくない

ということです。

 

何か習い事させたら、お金かけた分だけ成果出せよとか、

塾に行かせたら、お金かけた分だけ成果出せよとか、

大学まで行かせたら、お金かけた分だけ成果出せよとか、

そういう事はしたくない。

 

成果を出すことよりも、

親の期待の成果を出すことよりも、

どうしたら、子ども自身が希望する成果が出せるかな?って事を、一緒に考えたりアドバイスしてやれる、そういう親になれたらいいなと思っています。

良い大学に行って良いとこに就職しろってことよりも、

子どもがやりたいことをやるために、こうなりたいっていう夢を叶えるために、どういう方法で努力したら結果に繋がるのかなって事を、

あくまで子どもを主体にして、親としてサポートできたらいいなって思う。ほんとに。

 

これから子育てが始まるので、こういう現実的な問題に迫ったノンフィクションは興味深い内容です。

機能不全に陥る家族の問題を、対岸の火事のようには捉えないで、

時間があるうちに読了したいと思います。